スタートタイミング(ST)の見方|フライングと出遅れも解説
競艇のスタートは、静止した状態から助走をつけて大時計の0秒に合わせてラインを通過する「フライングスタート」という方式です。この記事では、出走表に載っている「ST」という数字の見方を解説します。
STとは何か
ST(スタートタイミング)は、大時計が0を指した瞬間から、艇の先端がスタートラインを通過するまでの時間を1/100秒単位で表したものです。数字が小さいほど、0秒ぎりぎりを狙った鋭いスタートができている、ということになります。
STの数字の目安
- 0.15未満:スタートが上手い、トップ層の選手に多い
- 0.15〜0.17:標準的なレベル
- 0.18以上:やや出遅れ気味、スタートに課題がある
出走表には、選手ごとの「平均ST」が載っています。まずはこの数字が0.15を切っているかどうかを、ひとつの目安にしてみてください。
コースによってSTの性格が違う
1コースの平均STと、4〜6コース(ダッシュ勢と呼ばれます)の平均STでは、求められるスタートの技術が異なります。ダッシュ勢は助走距離が長く不利な分、その数字が良い選手は純粋なスタート力が高いと判断できます。
フライング(F)と出遅れ(L)
スタートには失格につながる2つのルールがあります。
- フライング(F):大時計が0を指すより前にラインを通過してしまうこと
- 出遅れ(L):大時計が0を指してから1秒を超えてラインを通過すること
どちらの場合も、該当する艇の舟券は全額返還されます。フライングをした選手はその後一定期間の出走停止処分を受けるため、選手も相当な緊張感を持ってスタートに臨んでいます。
まとめ
STは、選手のスタート力とモーターの出足の両方が表れる数字です。平均STが0.15を切る選手は狙い目になりやすく、逆にダッシュ勢で数字が良い選手は評価を上げる、という見方をすると予想の幅が広がります。